Ground Subsidence Correction
地盤沈下修正工事
地盤沈下とは?
地盤沈下(じばんちんか)とは、地盤が圧縮され、地表が沈んでいく現象のことです。
地盤沈下には、海抜ゼロメートル地帯を発生させるような広域的な沈下現象と、土木工事などに伴って発生する局所的な沈下現象があります。
広域的な地盤沈下は、工業用水・農業用水・消雪用水・冷房用水などの地下水を過剰に汲み上げること(涵養量を超える揚水)や、天然ガスの採取、鉱山の坑道掘削などが主な原因とされています。
一方、局所的な地盤沈下は、局所的な揚水や、もともと水田などの軟弱地盤であった地域に建物を建築した場合など、地盤の支持力を超える荷重がかかった際に発生します。
地震などの災害時に液状化現象が発生しやすい地域では、地盤沈下が生じる可能性も高くなります。
また、地盤沈下によって建物が傾いた状態で生活を続けることで、目に見える被害だけでなく、体調面に影響を及ぼすこともあると言われています。
地盤沈下は、早期に調査を行い、適切な修正工事を実施することが重要です。
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地盤沈下による現象
- 建物等の構造物の破損・破壊
- ライフライン(地中のガス管等)の破損・破壊
- 津波・高潮に対する脆弱化
傾くことにより建物が歪んでしまい、基礎や壁に亀裂が生じたり、ドアがぴったりと閉まらないような現象が起きたりするほか、水平感覚が狂って頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。
沈下の発生から修正までの流れ
地盤沈下が起きる場合、家全体が均等に沈下することは少なく、多くの場合には一方向に傾くような状態となります。
この現象は「不同沈下」と呼ばれています。
沈下の進行具合や地盤の状態により、工事の方法を選択します。
ピニング
工法
工法
工法
修正工法ラインナップ
鋼管杭圧入工法(アンダーピニング工法)
鋼管杭圧入工法(アンダーピニング工法)は、沈下修正工事で最もよく使用される工法です。
建物の荷重を反力に、ジャッキを用いて鋼管杭を支持地盤まで圧入し、支持台で建物全体を支持させて修正します。
鋼管杭圧入工法の長所
- 建物の沈下を修正するだけでなく、再沈下も防止します。
- 引越しなどをすることなく、居住したまま工事ができます。
- 騒音、振動、埃等の発生が少なく、資機材の置き場も省スペースです。
鋼管杭圧入工法の流れ
準備工
レベルチェック
建物養生
解体工
基礎、風窓の斫り
土間コンクリートの斫り
掘削工
鋼管圧入の作業スペース掘削
鋼管杭圧入工
鋼管を、建物反力を利用して圧入していく
溶接→圧入を、支持層につくまで繰り返す
沈下修正工
杭頭部にジャッキをセットし傾きを修正
支持台の長さを固定する
埋め戻し・根巻き
ジャッキを外し、支持台ごとモルタル充填して埋め戻し
補修工
土間コンクリート等を下地復旧する
耐圧盤工法
基礎の下に耐圧鉄板を敷き、ジャッキを用いて基礎を支持させて傾きを修正します。
表層部が比較的固い土地や、支持地盤が浅い部分にある土地で使用できる工法です。
耐圧盤工法の長所
- 鋼管杭圧入工法と比較して安価で、工期も短い傾向があります。鋼管杭圧入工法との併用も可能です。
- 引越しなどをすることなく、居住したまま工事ができます。
- 騒音、振動、埃等の発生が少なく、資機材の置き場も省スペースです。
耐圧盤工法の主な流れ
基礎掘削・地盤補強
基礎を掘削し(約40〜50cm程度)地盤を固化材で補強
耐圧盤設置
耐圧鉄板を敷き、基礎との間に支持台を設置する
加圧確認
ゲージ付きジャッキにて測定しながら加圧し傾きを修正
薬液注入工法
建物の基礎下にある軟弱な地盤に薬液を注入し、軟弱層そのものを固めて地盤を補強改良することで、建物の沈下修正を行います。
事前に地盤調査を行い、注入量・注入圧・注入の深さを変えることで、スムーズな地盤改良と傾きの修正を同時に行うことができ、費用対効果に優れています。
薬液注入工法の長所
- 地盤そのものが改良されるため、液状化低減対策としても認められています。
- 10mを超える深さからの地盤改良にも対応可能です。
- 引越しなどをすることなく、居住したまま工事ができます。
- 仕上がりの精度が高く、誤差は水平面から数ミリ程度です。
薬液注入工法の主な流れ
注入管設置
注入管を地盤に挿入
薬液注入
地盤に向けて薬液を注入していく
注入完了
量や場所を調整し、傾き修正を行いつつ地盤改良
空隙注入充填工法
建物周辺に空隙や空洞がある場合、セメントを充填注入し、隙間を埋めます。
沈下の修正というよりは、雨水等による空洞の拡大を防ぐための応急処置に近い工法です。
047-327-3708
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